生甘酒あまゆらら発酵しおふるる

米こうじで作った甘酒ペーストに、季節のフルーツや野菜、お豆などを合わせた【あまゆらら&しおふるる】は進化系発酵食品です。

  • 米こうじの自然な甘さ
  • 野菜や果物などの素材の活きた自然なフレーバー
  • 粒のない滑らかなペーストタイプ


そのままでも食べやすく、調味料やトッピングとしても使いやすい、手軽にお使いいただける万能ペーストです。

生甘酒あまゆらら

あまゆららは麹のペーストタイプの生甘酒です。
麹菌の作った酵素が活きている状態です。常温や冷蔵でも発酵は進みますので保管は冷凍でお願いします。
使い方ですが、そのままで飲んだり、ミルクや豆乳に混ぜて頂いたり、シリアルにかけたりなどお好みで召し上がってください。おすすめはヨーグルトにかけて米麹の発酵とヨーグルトの乳酸発酵の2種類の異なる発酵を一度に摂っていただくことです。自然の甘味で美味しく発酵を楽しんでください。

あまゆららは、古代の語彙「ゆら、ゆらく、ゆらら」の語義「物自体に潜む魂が自ずから発動するさま」(『古代語誌』桜楓社)に由来しています。

甘酒は日本書紀にも記載が見られる、古代からある伝統的な発酵食品です。

Con ti,Para tiが フルーツ・野菜・豆類ほかと合わせて作る新しい生甘酒を
米麹の発酵の力により、身体のうちから元気が湧いてくることにかけて、あまゆららと名づけました。

発酵しおふるる

発酵しおふるるは、塩麴タイプの麹ペーストで、米麹と野菜やキノコ類に塩分を加えて発酵させた発酵調味料です。料理の下ごしらえや、調味料、コンソメ・お出汁の代わりやドレッシング、ソースなどとしてお使いいただけます。
しおふるるに肉魚類を漬けると、ふっくら柔らかでジューシーな仕上がりになり、臭みとりにもなります。
特にトマトやキノコのしおふるるは、旨味があって、味に深みやコクが加わります。

しおふるる は、古代の語彙「ふる:神々の呪力と直接関わる語彙(『古代語誌』桜楓社)」に由来しています。
発酵は英語でfermentaionといいます。湧く、沸き立つという意味で、初めは自然の力、神の御業のように、畏怖を持って人々に受け止められていました。
人々にとっては、見えない不思議な力によりできる、美味しくて体によいもの、常に身近にあったものが、発酵食です。

Con ti,Para tiが 野菜類などと合わせて作る新しい塩麹タイプのペーストを古来からある発酵のイメージを込めて、
しおふるる と名付けました。

こうじの発酵野菜ペースト(発酵あんこ)

こうじの発酵野菜ペースト(発酵あんこ)とは?
野菜を加熱し、粗くつぶしたりペースト状にして、米麹を合わせて発酵させます。
生甘酒の作り方と同じですが、水分を少なくしてより濃縮させた作り方です。

野菜や豆類には体内では作れないビタミン・ミネラルと腸内環境に働きかける食物繊維などが多く含まれています。また食物繊維や分解されたオリゴ糖は腸内細菌のエサになり、腸内の環境に良い働きがあります。このように発酵野菜ペースト(発酵あんこ)は、腸内環境を整え、麹発酵と野菜のダブルの栄養を手軽に摂ることができる食品です。

米麹と野菜しか使っていないのに優しい甘味が出るのは、こうじ菌由来の酵素により、食材のでんぷんが糖に分解されるためです。

麹由来の酵素は、でんぷんを分解する酵素アミラーゼの他、タンパク質を分解するプロテアーゼ(旨味)、脂肪を分解するリパーゼ(脂肪の消化を助ける)など、30種類以上もあるので、食材中の栄養素が消化吸収しやすく、美味しくなるのです。

愛犬たちも発酵生活

生甘酒あまゆらら・発酵野菜ペースト(発酵あんこ)

犬達にも食べられる素材であれば、与えることが可能です。麹由来の甘酒や発酵あんこは必須アミノ酸がすべて含まれるほか、栄養成分が点滴と同じ栄養成分が含まれることから、飲む点滴と言われるほど良質な栄養価が高い食品です。

腸内環境に働きかける

犬達も人と同じく、口から食べものを食べ、胃腸で消化吸収しています。そのため腸内環境を良好に保つことは、体調を整え、免疫力を高めたり、将来の疾患への対策となります。愛犬達にも発酵生活を送ってもらいましょう!

※愛犬に甘酒・発酵あんこを与える際は
砂糖は不使用ですが甘味があります。愛犬に与える際は、手作りごはんを作る際に調味料として混ぜたり、豆乳やお水などで2~3倍に薄めてスープにしてあげたり、フードにかけたりしてあげてください。

Con ti,Para ti 発酵ストーリー

Cafe con ti,para tiは、発酵ドッグカフェのお店です。

発酵ドッグカフェって何?

そのお店が 生甘酒あまゆらら&発酵しおふるる を作るってどういう繋がり?
と思われる方もいらっしゃるだろうなぁと思います。

ワンコごはんと発酵は、こんな風につながっていきました。

1.くるみを家族に迎え、発酵を知る

米麹の発酵食を作るようになった、もともとのきっかけは、写真にあげている食いしん坊ダックスのくるみを家族に迎えたことです。

くるみがうちに来た時は6歳。とてもおとなしい性格で、いたずらしたり、わんわん吠えたりなど全然しない、落ち着いた性格のワンコでした。

そのくるみが唯一騒ぐ時が、食べ物を前にした時です。

好き嫌いはほとんどなく、大好きなものばかり(笑)

でも、いつも足りなさそうにしていて、もっと食べたい、くださいな~という表情でいるくるみ。

家にある材料で、くるみが食べられるものを作れないだろうかと、ワンコごはんの勉強をはじめました。

そしてワンコごはんの勉強の理由はもう一つ。

くるみは膿皮症という、常在菌が異常繁殖してしまう症状に悩まされていました。症状が出ると、かゆみがあって、ホントにかわいそうで…何か軽減できないものかと思っていました。食生活や食材を見直し、体質を改善できないものか…と考え、マスコミ等でも話題にもなっていた、麹の発酵に関心を持つようになりました。

2.発酵食が楽しい!

そんな風に、くるみがきっかけで麹の甘酒を自宅で作るようになりました。

お水と麹を合わせて、温めながら数時間置くと、甘酒が出来上がります。いろいろなお店の麹を使ってみたり、時間や温度を変えてみたり、どんな風に作ってもちゃんと甘酒ができる!ただ、やっぱり少しづつ味は違って、何度作っても飽きることなく、楽しみが増していきました。

さらに麹を使った他の発酵、塩麴や醤油麹などを作ることも面白く、その他の発酵にも興味が湧いて、お味噌やフルーツビネガー、ピクルス作りをするようになりました。

発酵食作りのきっかけは愛犬の病でしたが、麹の甘酒を作ること自体が面白くなり、日々欠かさないくらいに作っていました。

作った甘麹や塩麴は、お菓子作りに使ったり、肉やお魚の下味付けや、漬物に使ってみたり、料理の調味料として使うことが主でした。ドレッシングにしたり、砂糖代わりにも使い、次第に市販の調味料をほとんど使わなくても、美味しく作れることに気が付きました。
買うものだと思っていた調味料が手作りできたり、自家製の発酵食を使うことで市販品に劣らない美味しさを味わいがあることに、驚きと面白さを感じました。

 3.発酵食作りが好き!なのに麹ぎらいでした

そんな風にいろいろと手作り発酵生活を楽しんでいたのに、麹の甘酒をそのまま飲んだり、食べたりなどはしていませんでした。

なぜかというと…

麹甘酒の匂いも味も、苦手だったからです。

米麹の甘酒は、麹独特の匂いと味がありますね。

好きな方はそれがいい!というものなのだと思いますが、私はそれが苦手で、そのまま甘酒を飲んだりはできませんでした。

でも、麹の良さ、美味しさはわかっていたので、そのまま飲むこと以外には使っていました。

ただ、麹を使った料理やお菓子は美味しく食べられるのになぁ、とモヤモヤしてた時に、甘酒講座のテキストを見返し、自分のメモにはっとしました。

「麹はお水じゃなくても、水分があれば発酵する」

そうか~!と思い、お水の代わりに豆乳を使って作ってみたら、麹独特の匂いや味も気にならない、美味しい豆乳麹ができました。

それからは、さつまいもやいちごで試し、野菜や果物でも作れることがわかり、どんどん、いろいろなもので作ってみました。

イチジク、メロン、にんじん、とうもろこし、かぼちゃ、ナス、大根、玉ねぎ、セロリ、さつまいも、トマト、オートミール、小豆、ひよこ豆、レンズ豆など…とにかく、思いつくままいろいろ試して、たいがいのものは、麹と合わせると甘く美味しくなる!ということがわかりました。

 4.発酵食は誰もが工夫できます

いろいろと作ってみましたが、これは私の考案というほどのことではありません。

今話題の麹の甘酒の進化系ともいえる「発酵あんこ」の系譜に連なると思います。

発酵食は、世界でも、日本でも古代から各地で、多くの人の手を経て作られてきています。麹の発酵食も様々なものがあり、誰でも作り、工夫を加えて作ることができる、オープンソースの日本の伝統食品です。

私のように麹や発酵食に興味があるけど、匂いや味が苦手で…という方でも、おいしく、そして手軽に食べられるのが、野菜や果物を加えた【あまゆらら&しおふるる】です。

できるだけ自宅で作ったような麹ペーストに近いように、そして手に取り易いカタチでお届けしたいと、冷凍のパウチ包装の販売を始めました。

5.麹ペーストは自宅で作れます

麹の甘酒、塩麴、当店で【あまゆらら&しおふるる】と呼んでいる発酵食は、分量と手順とちょっとした気遣いがあれば、どなたでも美味しく作ることができます。